静かな森に かこまれて
そっと
あたたかな日ざしのもとで
そっと
畑の野菜とともに
そっと
山里の村人たちのなかで
そっと
だれのじゃまにもならないように
そっと
詩人コメント
私は滋賀の山里に住んで二十五年。樹木にかこまれ、草木を友に暮らしている。そっと、だれのじゃまにもならないように。
作曲家コメント
自然とともにそっと生きる。それは、その土地とその中に生きるすべてのものへの愛情があってこその生き方に思えます。そこには優しさとともに心の強さを感じます。「そっと」という言葉のイメージを大切に付曲しました。