詩人コメント
吹雪が止んだ山小舎の中で夫と私は今までに聴いたこともないのを聴きました。天上人たちが降りてきて話しているような、歌っているような。途切れてはまた、聴こえだす澄んだハーモニー。時には笑い声のようにも。それが、近くになったり、遠くになったり。怖い、不思議。美しい。それ以外の言葉が見つかりません。
作曲家コメント
この詩の神秘的な雰囲気や静寂の中に聞こえてくる微かなものを表現したいと思いました。雪が降り積もった森の中は音が吸収され、自分がたてた音以外は何も聞こえない怖いくらいの静寂に包まれることがあります。