詩/中村多津子 曲/北川文雄 歌/安谷万佑子 ピアノ/安田伸子
春 ひらひらと 舞い落ちる花びら かすかに水面がゆれる それを見つけた池の鯉 ピンクの花びらを パクリと飲み込んだ
夏 ピンクのお腹になった鯉は 恋をした
秋 パラパラと 舞い落ちる葉っぱ 池に小さな波が立つ ピンク色の鯉の子供たち 夕陽を背に受けすいすいと
冬 氷の張った池の下 静かに聞こえる子守唄
詩人コメント 寒い冬の間も人間も動物も魚も子供たちは何時も元気です。
作曲家コメント 一匹の鯉が成長し、恋をし、そしてお母さんになりました。季節の移ろいと共に、鯉の幸せな時間の経過を歌とピアノで表現したく思いました。