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頭の中に住む人が

寝ておきたのに また夜だ
朝がきたのに まだ夜だ
夢からさめても夢の中
夢の中でも夢を見た
頭の中に住む人が
行ったり来たり
はしゃいだり
夜の国から
舟をこぎ
月まで
行って
舟をおり
ただよって
沈んでいって
るらるらるらり
頭の中に住む人が
海の夜店でお買い物
夢からさめても夢の中
朝がきたのに まだ夜だ
寝ておきたのに また夜だ

詩人コメント
自分でもさっぱり理解できない夢をよくみます。詩にしてもよくわからない内容なので、形だけでもきれいに整えてみました。

作曲家コメント
最初にこの詩の視覚的な行配列のユニークさに目が留まりました。この形から音楽的にはシンメトリーな構成を土台として、内容的には夢想的でユーモア性と少々の怖さを交えたシニカルな曲を創作してみました。

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