,

秋を編む

詩・中村多津子 曲・金井秋彦
歌・喜多美幸  ピアノ・松永昌子

イチョウの木が
空一面を黄金色に染め
夕日を受けて輝いている
一本の編針があれば
青い空に黄金色のイチョウを
編み込もう

はらはら くるくる
道端に色とりどりの
葉っぱが舞い降りる
一本の編針があれば
パッチワークのカーテンの
出来上がり

東の空では
出番を待っている三日月が
カーテンの後ろで
秋の景色を編んでいる

詩人コメント
自然の美しさには目を奪われます。刻々と移り変わっていく景色を、いつまでも目の奥に留めておきたいと思いました。

作曲家コメント
地球温暖化により秋が昔より短くなっているように感じます。この詩にはそんな秋の美しい景色が編み込まれています。冒頭の「イチョウ」の言葉を旋律にする際、言葉の持つアクセントを生かしながら敢えて跳躍の7度音程を用いました。

PAGE TOP