詩・井上一枝 曲・楠田陽子 歌・西村文花 ピアノ・安田伸子
白い夜道に 黒い影が 二つ ゆらぎながら 闇に足跡を 消して しんしんと 遠ざかる
惑いながら 街灯の下で見送る
ひらひら ひらひら 舞いくる淡雪に 手のひらを かざして見る
ひとすじの血潮が ひとひらの雪を とかして わたしの手筋を伝う
淡い春の始まりを もう一度 信じて 青春を 見送る 白い夜道で
詩人コメント あたり一面を真っ白に一新する雪。それは、青春の再出発へのシグナルでもある。
作曲家コメント 地雪をピアノで表現するのが好きです。この道を歩く二人にどんなことがあったのか、これからどうなるのか…表面上は真っ白でも、中が同じ色とは限らないのでは…あれこれ思いを巡らせて作曲しました。