,

木のなかへ

詩・西田純 曲・金井秋彦
歌・奥村哲 ピアノ・園田文子

ここに いつまでも
すわっていたい
そのうち
ぼくも なかまに
入ってしまいそうだ

いっしょに 生きている
おおぜいの木のなかに とりかこまれ
つぎから つぎへ
いのちを
あたえられ ふきこまれ
どこまでも よみがえって

かすかな風にのって
ぼくの頭のてっぺんから
胸を 深くとおり
足のうらの 底深く

木になったら
何百年も 何千年も
生きているだろうか

たとえ 切り倒されても
建物になっても 家具でもいい
いのちは終わっても
生きているみたいに 続いていて

詩人コメント
木は、いつまでも生きているのでしょうか。いっしょにいると、不思議な力を与えてくれます。

作曲家コメント
作曲にあたっては、作者の木に対する思いがいっぱい詰まった詩から受けた印象を基に、前奏から取り掛かりました。完成したその前奏が醸し出す雰囲気を意識しつつ、詩の冒頭から順に言葉のアクセントを意識しつつ歌の旋律を紡いでいきました。

PAGE TOP