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月夜のうさぎ

詩・中村多津子 曲・駒井 肇

【原詩】
こよいは満月
あかるい空
月のまあるい窓を開け
うさぎが一匹顔をだす

こんなきれいな星の夜は
どこかぶらりと旅したい

そこに来たのは流れ星
さあ
私の背中に乗りなさい
いっしょに旅にでかけましょう

こちらの星からあちらの星へ
やぁやぁみなさん こんばんわ
スイスイスイスイ飛びまわる

あっこれは人工衛星
人がいる
あっこれが地球だ
きれいだな

今度はどこへ行こうかな
うさぎの夢はふくらんで
夜がしらじら明けるまで
飽きることなく飛びまわる

詩人コメント
夜一人で空を眺めていると、誰にも邪魔されずに空想、夢、希望の世界に浸ることが出来る大好きな時間です。

作曲家コメント
夜空を見上げると満月にうさぎが…思いもかけずそのうさぎは流れ星に乗って旅にでました。一体、どこまで行くのでしょうか。うさぎの旅の様子を3拍子のリズムで表し、だんだんテンポが上がって行く曲想にしました。

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