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夕ぐれどき

詩/村瀬保子 曲/楠田陽子
歌/安谷万佑子 ピアノ/村上ひろみ

夕ぐれどきは なぜかさみしい
今日もどこかで
だれかが だれかに
別れを告げている

夕ぐれどきは なぜかせつない
ぽつぽつと 灯(とも)りはじめるネオン
ふっと見上げた空に 見つけた
去っていった人の星

だけど
夕ぐれどきは 心たのしい
だんらんの食卓(とき)へ
夢の入り口へと
歩み出すとき

詩人コメント
 夕ぐれどきは、何となく淋しいもの、と思い込んでいましたが、仕事終わりの人達にとっても、ここからがそれぞれの夜、楽しいとき、恋の時間でもあるのです。

作曲家コメント
 さみしい、せつないといいた気持ちは必ずしも暗い(音楽で言えば短調)ということではなく、誰かにまた会いたいとか、きれいだろうなと思う気持ちだとか、そういった前向きな面があるのではないかと思って、最終的に長調の曲にしました。

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