詩/高橋暁子 曲/駒井肇 歌/安田旺司 ピアノ/松永昌子
色づいたさくらの葉が 二枚 枝さきに残っている
いつ風がきて 枝をはなれても いいように
こころ おだやかに 過ごす 一日
朝は 太陽に 夜には 星と語らう めぐる 四季の詩を 心に秘めて
新しい季節へ 旅立っていく
枝さきには もう堅い新芽が 宿っている
詩人コメント 晩秋にさくら並木を歩いていたとき、二枚のさくらの葉に出会いました。四季を過ごしてきたさくらの葉に想いを巡らせました。 作曲家コメント 枝先に残ったさくらの葉が散り、また新しい季節が巡り、再び新芽が宿る輪廻の姿を、転調を繰り返す構成で作曲しました。曲全体は軽快な三拍子で、三度下の調に三回転調して最初の調性に戻ります。