詩/高橋暁子 曲/草野次郎 歌/西村文花 ピアノ/安田伸子
夕べからの雪がつもり 丘の上の窓辺から 陽ざしに照らされた ふるさとの町を見下ろしている
白銀につつまれて ガラス越しに映る わたしの生まれた町 そこだけ 時間が止まっている
いつまでもけっして変わらない心の町 このしあわせなひととき 白いノートに 遠い過去の わたしを書いている
詩人コメント 雪景色は現実から離れ、静かな凛とした時間に連れて行ってくれます。時空を超えて、過去の自分に想いを馳せ、白いノートに綴っています。
作曲家コメント 幼き日の懐かしき故郷の土地やわが家。望郷の心の中にはいつまでも消えることのない数々の思い出とその光景が流れています。その心象風景は年を重ねるごとに、まさに時間の止まった純粋で清らかな世界へと浄化していくようです。
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