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ひかりさすほうへ

詩/高橋暁子 曲/金井秋彦
歌/坂口さやか ピアノ/園田文子

わたしの前にひろがる霧
そのむこうは
どんな景色が
広がっているのだろう

じぶんの立っている場所も
いまは 見えないけれど
霧が 晴れてきたら
湖をさがそう

蒼く 澄んだ湖の
ほとりにすわって
小鳥になって
ひとしずく 夢をのむ

また わたしにもどって
ゆっくり歩きだそう
ひかりさすほうへ

詩人コメント
 だいぶ以前に霧に包まれたことがありました。その時の記憶から幻想的なイメージが広がりました。時に自分を見失うことがあっても、そこから、またひかりさすほうへ進んでいきたい。

作曲家コメント
 行先が見えず不安を感じている時、この詩はそっと優しく背中を押してくれるように思います。

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