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たったひとつの

詩・柿本香苗 曲・金井秋彦

まんまるおつきさま
空のてっぺんから
わたしをみているの
ずっとずっといつも
【原詩】
まんまるおつきさま
わらっているの
うれしい夜は
いつもより光っている

まんまるおつきさま
にじんでゆれて
今夜はないているの
だれかがないているの

まんまるおつきさま
ずっとずっとひとつ
たったひとつの光で
みんなを照らしてる
みんなの夜を照らしてる

詩人コメント
世界中の人がたったひとつの同じ月を見ていると感じる夜があります。たったひとつだからこそ。

作曲家コメント
地球上の人を想って月の光り方が変化しているという詩の温かな視点に心惹かれました。そう思うと、たったひとつの月にいつも見守られているような気がしてきます。

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