詩・瑞木よう 曲・大澤弘之
【原詩】 眠りの むこう 水鳥の棲む 遠い湖では 水鳥の羽冬 風に舞い 凍った湖面の上を 滑っているだろう 冬鳥は 首をすくめ 羽に ぬくもりを ためて眠る
詩人コメント 寒い冬 雪が降りこめる冬 鳥たちはどう過ごしているのか・・思いを馳せて書きました。
作曲家コメント 僅か6行のこの詩を読むと、厳しい寒さの中に棲む冬鳥の姿が目に浮かびます。水鳥は冬の季語だそうです。北方から越冬のために渡ってくる白鳥、鴨、雁、おしどり、都鳥などの姿を思い浮かべながら作曲しました。