詩/村瀬保子 曲/駒井 肇 歌/奥村 哲 ピアノ/田中紀子
窓辺に置かれた ガラスコップ レースごしの光をあび テーブルクロスに やわらかな影
光だけでは明るすぎて 影だけでは心もとなくて 光と影はいつのまにか 惹かれ合うように繋がっている しっかりと であったり それとなく であったり
光はあなた 影はわたし
グラスのそばで
詩人コメント 窓辺のグラスの影は、光の強さで濃くなったり、薄くなったり。でも底辺の部分は、きっちりと繋がっていて……。
作曲家コメント 詩の中で使われた言葉は、二つのものや場面の対比で構成されていますが、そこから見えてくるのは光の強弱やそれによってできる影の濃淡です。曲も対比だけではなく、陰影や濃淡が感じられるよう、和音の響きや進行を考えました。
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