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ちょうちょうになって

詩/村瀬保子 曲/冨田万理子
歌/坪田雪 ピアノ/松永昌子

お庭をひらひら
すてきな羽根ね
小さな青い ちょうちょさん
どこからきたの

お庭をひらひら
ひかりになって
止まって飛んで ちょうちょさん
お花がすきね

わたしのまわりを
いったりきたり
何だかふしぎ ちょうちょさん
ご用はなあに

いつしかわたしも
ちょうちょになって
あなたのあとを
ついてゆく

詩人コメント
 庭にいた時、小さな青い蝶がしきりに私の周りをいったりきたりしていました。つい「あなたはだあれ」と声をかけていました。

作曲家コメント
 昔の日本では不吉なものとしてとらえられていた蝶。現代では美しいものとして定着しています。海外では、人間の生と死と復活のシンボルとしてとらえられており、死者の魂が宿るとされています。そんなちょうちょを表現できればと思い作曲しました。

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